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元LDHファン、現けーぽぺんのオタクの戯言ブログ。

プデュX講座 ( 基礎知識編 )

 

 

( 情報加わり次第随時更新 )

 

 

〇 PRODUCE 101 とは?

数多く存在する韓国の芸能事務所の練習生101人を集め、様々な評価を経て、デビューメンバーを決めるサバイバル番組。それまでに放送されていたサバイバル番組と違う点は、国民投票で順位が左右されるということだ。最終的なデビューメンバーは100%国民投票で決定される。巷ではプデュ ( 프듀 ) と呼ばれている。また、プデュを見ている人を、国民プロデューサーと呼ぶ。略して国プ。国民投票が出来るのは、韓国民であること ( 韓国で利用している電話番号を所有している者 ) が条件であるため、我々のような日本人は投票できないことが殆ど。そのため自分たちのことを非国民プロデューサー通称非国プと呼ぶことがある。

2016年に元祖プデュが放送され、今や伝説のアイドルグループとなったI.O.I ( アイオアイ 아이오아이 ) が誕生し、約7ヶ月間活動した。2017年には、プデュの男版としてシーズン2が放送され、そこからデビューしたWANNAONE ( ワナワン 워너원 ) は、デビュー曲で音楽番組15冠を獲得するなど、爆発的な人気を呼んだ。また、現在勢力的に活動中のIZ*ONE ( アイズワン  아이즈원 ) は、日本のAKB48グループと韓国のコラボとして放送されたPRODUCE 48から誕生したグループとして話題を呼び、メンバーには日本人3人が所属している。

そして今回のPRODUCE X 101 ( 私はプデュXと呼んでいる ) では、男版第2弾として、既に多くの関心が寄せられている。

 

 

〇 これまでとの違いは?

今回のプデュXでは、これまでのシリーズとは違う点がいくつかあるので紹介する。

 

① 評価段階

これまで3つのシリーズでは事務所別評価、その後のタイトル曲での再評価で、A,B,C,D,Fの5段階に分けられていたが、今回は1番下のランクであるF評価がX評価という名に変わっている。そして1話で明かされたのは、X評価を受けた練習生は、プデュ練習生が生活をするレーニングセンターに入所できないということだ。それを聞いて、トレーニングセンターに入れないということは、家に帰るということなのだろうか?と練習生たちの間で、ざわざわしている様子が映されていた。その真相が明らかになるのは恐らく次回放送の2話だろう。X評価を受けた練習生の行く先はどこなのだろうか…気になるところである。

 

② デビューメンバーの人数 " 10+X "

プデュ1と2では11人、プデュ48では12人が最終的にデビューしたが、今回は"10+X"という新しい選抜方法がとられた。どのシリーズも最終回は生放送され、事前投票と生放送時の投票でデビューメンバーが決まることに変わりはない。プデュXでも10人は最終回の国民投票によって選ばれた1位から10位の練習生だが、Xというのは番組放送時から最終回までの投票全てを集計し、その中で投票数の最も多かった練習生が選ばれるというものだ。つまり、地道に投票数を稼いだ練習生が、10位以内に入っていなくてもその権利によってデビューメンバーになることが出来る、ということだ。もしこの方法がこれまでのシーズンに適用されていたならば、シーズン2ではPLEDISのキムジョンヒョン ( 現NU'EST ) 、プデュ48ではPLEDISのイカウン ( 現AFTERSCHOOL ) が選ばれていたのではないかと、国プの間で言われている。この方法によって報われる練習生がいることを祈るのみ。

 

③ タイトル曲のセンター選抜方法

もう既にセンターは決まったが、今回タイトル曲のセンターポジションの決め方がこれまた新しかった。今までのシリーズでは、練習生の間でセンターに相応しい人を選んでいたが、今回はここも国民投票によって決められた。番組放送前、公式から10人の練習生がタイトル曲のサビ部分を踊った動画が上げられた。国プたちはそれを見て、誰がセンターに相応しいのか投票を行なった。ちなみに選ばれたのは、DSP Mediaのソンドンピョ ( 손동표 ) 練習生だ。また彼については、別の記事で紹介しようと思う。

 

 

〇 なぜ事務所名も掲載するのか

プデュ界隈に限らず、韓国のアイドルを応援していると、どうしても最初に"事務所どこ?"と聞いてしまうし、調べてしまう。どの事務所に所属しているのか気になってしまうのは何故か。そしてプデュでは事務所名を掲載しているのは何故か、自分なりに考えてみた。

ご存知の通り韓国の芸能事務所は数え切れないほど沢山ある。アイドルが多く所属する事務所もあれば、モデル事務所や俳優事務所というものも存在する。何となくではあるのだが、その事務所の特色というものがあり、〇〇にはこういう子が多いよね、なんて話もしたりする。だからこそ、プデュを見ている時は特に気になる。

練習生の名前とともに事務所名が掲載されるのは、練習生とはいえ事務所を代表して番組に出ているという意味を含んでいる。逆に言えば、練習生の所属する事務所に有名な先輩たちがいれば、自然と注目される。特に名の知れている大手事務所であれば、こんな有名な先輩いるんだからきっと実力のある期待の星なんだろう、と思ってしまうのが人の情である。それが期待通りであれば流石と思うだろうし、期待以下であれば大手なのに…と幻滅されてしまうだろう。逆に名の知れてない無名事務所であると、そもそも注目されないことが多いが、特に優れた練習生がいた場合、その練習生を通して事務所が有名になっていくことだってある。

要するに練習生を通じて、事務所名を多くの人に知られる機会を求めて掲載するのだろうが、事務所名を背負うことは同時にリスクもあるのだ。本当の意図は分からないが、実際事務所名を最初に見る私のようなオタクもいるわけなので、ある意味需要と供給が成り立っていて良い気がする。

 

 

〇 番組内でで行われる評価とは

今回も同様な評価が行われるのであれば、次のような流れで最終的なデビューメンバーが決まる。

 

① 事務所別評価 ( 1話〜2話前半 )

それぞれ所属する事務所ごとに1分半前後の楽曲を使い、練習生が見守る中トレーナーの評価を受けるべくパフォーマンスを披露する。有名グループの楽曲が使われることがほとんどだが、自作曲で披露する事務所も少なくない。また、事前に書かれたプロフィールを元に、トレーナー側から個別にダンスやラップ、歌の披露を要求されることがある。ここ最近のプデュでは、練習生自ら挑戦することも多い。自分の特技や強みを披露することが出来るため、評価が上がることもあるが、同時に上手くみせられないと評価が下がってしまうリスクもあり、ドキドキハラハラな展開を呼ぶ。最終的にトレーナーたちから、先程説明した5段階の評価 ( A,B,C,D,X ) を得て、その後の練習に臨む。

 

②タイトル曲公開と練習・再評価 ( 2話後半~3話前半 )

プデュにはそれぞれのシリーズでタイトル曲というものが存在する。ちなみにプデュ1は「 Pick Me 」、プデュ2は「 나야나 ( ナヤナ ) 」、プデュ48は「 내꺼야 ( ネッコヤ ) 」と自分を表す ( ? ) 曲名である。今回は「 _지마 ( ジマ ) 」ということで、〜しないでという意味を持つ。練習生にそのタイトル曲が公開され、三日間でダンスと歌を仕上げて、再評価を受ける。再評価は、練習生が1人ずつタイトル曲をパフォーマンスする映像を撮り、それを後日トレーナーたちが見てそれぞれのランクを決めるというものだ。事務所別評価では見い出せなかった実力がここでトレーナーたちの目に留まり、ランクが一気に上がる練習生もいれば、期待以下の実力であれば大幅に下がることもあるから侮れない。ここで得た評価で、大掛かりなタイトル曲の映像収録での立ち位置が決まる。これが結構大事だったりする。もちろん評価が良ければ、映る分量が増える可能性が高いし、評価が低ければアップで映ることがないかもしれない。稀に評価が低くても、エムネのお気に入り ( ? ) であれば、映ることもある。

 

 

 

さて、ここまではプデュの基本的な情報を書いたので、次の記事ではその練習生たちについて紹介しようと思う。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。