Nothing Without You .

元LDHファン、現けーぽぺんのオタクの戯言ブログ。

片寄涼太という人

 

 

 

まず初めに、これは先日片寄涼太くんのファンをやめた一人の女の戯言です。片寄涼太くんが今も好きな方、最近知った方は見ない方が良いかもしれません。ただの一個人の意見のため、否定的なコメントは受け付けません。予めご了承ください。

 

 

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つい昨日のことだった。

GENERATIONSが韓国の音楽番組SHOW CHAMPIONに出演したと聞き、早速上がっていた動画を見た。

K-POPとじぇねのファンをしている私からしたら、それはそれは嬉しいことで。韓国の音楽番組なのに日本の音楽番組を見ているようで何だか不思議な感覚だった。少しわくわくしながら Alright!Alright! のイントロを聞き歌唱に入ったわけなのだが。

 

… 片寄の声が殆ど出ていない 。

 

純粋に好きなファンだったら大丈夫かな、と心配するとこなんだろうけども私は違った。

またかよって。

 

思えば彼の本来の声が出なくなったのはいつからだろう。一昨年くらいだっただろうか。

GENERATIONS初のアリーナツアーSPEEDSTER北海道公演での彼の涙。上手く歌うことが出来なかった彼はステージの上で涙を流した。私がその姿を見たのは発売されたライブ映像だった。

ああ喉の調子が良くないんだ、早く治るといいな。まだ純粋に彼が好きだったその頃の私はそんな感情を抱いた。

 

ところが彼の歌声は次第に本来のものを失っているように感じた。音楽番組に出ても口パクは当たり前。生歌でも被せている音源の方が大きい。

決定的だったのが昨年の2度目のアリーナツアーMAD CYCLONE。私は埼玉公演に1日参戦したが、やはり途中から声が出なくなっていた。そんな彼の姿を見てるのが辛くて苦しくて悔しくて、私は涙を流せずにいられなかった。

 

歌えないボーカリスト

私は段々納得がいかなくなり、音楽番組を見る度に腹が立った。お前プロなんだろ、と。

 

そもそも彼を応援しようと思ったきっかけが彼の歌声だった。詳細はあえて言わないが、今でもその瞬間を鮮明に覚えている。

プロなんだからきちんと歌えよ、というツイートを見かけるとと必ずと言っていいほどそれに対する反論が返ってくるのを私は不思議に思っていた。じゃああなたは片寄くんより上手に歌えるの? 努力してから言いなよ、というしょうもない反論。

そんなリプライを見て私はいつも嘲笑う。

そもそも私らファンとボーカリストである彼が同じ土俵に立ってると思うか? そんなわけがない。

だからこそ彼の生の歌声が聴きたくて、ファンは高いお金を払ってライブに出向くんだよ。その辺の一般人の歌を聴くために金払うアホなどいない。

そこにきちんと需要と供給の関係があるということを分かっていないのに、彼を擁護するために私らと比べてどうする。そんな擁護ファンにも毎回毎回腹立つ。

 

最近はGENERATIONSの曲調にも何だか納得がいっていなかった。特に最近はTHEダンスパーティーチューンなタイトル曲ばかり続き、正直飽きが来ている。ああ昔のGENERATIONSはどこに行ってしまったのだろうと思うことが多くなった。

アーティストは常に変化し続けていくものだとは分かっている。昔のような青春をテーマにした曲が段々大人になるにつれて表現しづらくなるのも分かる。ただ私の好きなGENERATIONSはそれだった。EXILEグループの中でも爽やかで青春を感じさせる曲をずっと歌い続けて欲しかった。もちろんたまに激しめのダンスナンバーがあってもいいと思う。でも直近3曲のタイトル曲、正直どれも同じようにしか感じない 。

気づけば私の好きなGENERATIONSがどこか遠い記憶として消えていってしまい、まるで目の前の彼らは知らない彼らのようにしか感じなくなっていた。そして私が世界で一番好きな歌声はもう生で聴くことは出来ないのかもしれない。

決して片寄くんに罪はない。あんなに歌っていたら声が出なくなってしまうのも起こりうる現象である。その気持ちは私も理解はしている。でも彼にまた期待してまた気持ちが落ちて、流石にもう私も疲れた。要するに応援するのが疲れたんだと思う。

彼にとったら私なんて大勢いるファンの1人。でも私にとって片寄涼太という人は唯一無二の存在だった。誰にも替えられない大事な存在だった。辛い時苦しい時片寄くんという存在があったから、片寄くんの歌声がそこにはあったからここまで生きてこれた。それには本当に感謝してるし、その気持ちを含めたありがとうという気持ちをALL FOR YOUのハイタッチ会で直接伝えられて本当に良かった。

前から溜まっていた気持ちが、昨日の出来事があって一気に放たれて彼のことが一瞬で大嫌いになった。そんなこと本当にあるんだなと思いながら、あんな夜中に1人でリビングでアホみたいに泣いてアホみたいなツイートばっかりした。

良い意味でも悪い意味でもきちんと自分の心に整理がついた気がした。昨日の夜のうちに画像は全部削除し、録画も全て消した 。8月にある初のドーム公演も行く気をなくし、既にチケット販売サイトに出品するほどの徹底ぶり。流石に自分でも笑う。

今までの綺麗な思い出は綺麗なまま心の中にしまっておきます。約4年間、GENERATIONSそして片寄涼太を応援してきて悔いはないです。むしろ多くの元気を貰いました。これからも沢山の人を幸せにしてください。もうファンという身を引きますが、今後も活躍することを願っています。

 

今までありがとう、そしてさようなら。

大好きだった片寄涼太という人へ。